この投稿は「GearHead1」のプレイ日記です。目次はこちら。前回の投稿はこちら

4日目00時51分46秒

GearHead1のプレイ日記を始めます。前回の投稿はHogye村のメックアリーナで第3戦目を行いました。まだアリーナに登場する敵のメックが弱いから勝利することができたよ。今回はSnake Lake公園を初訪問して施設を調べます。その前にランダムイベントを引き受けて経験値を稼ごうかな。ランダムイベントの戦闘で疲れたら公園へ行くのは次回になります。

現在のメモとメールです

現在のメモとメールは上の画像。Last HopeとIronwind砦の依頼は場所がわからないので放置します。一番下のメールは、つい先ほど届いたものだね。Snake Lake繁華街の住人が俺に頼みたいことがあるらしい。この繁華街の依頼は今回の投稿で挑戦しよう。

Hogye村の住人に話しかけます

さて、現在の俺はアリーナ戦を済ませたあと、Hogye村の野原で休憩をしているのだ。もう休憩はやめてHogye村の住人と会話をしようかな。俺はHogye村の住人から嫌われまくっているけど、誰かがランダムイベントを依頼してくれるかもしれない。

Nurse Park:看護士

ほぼ全員の住人に無視されたが病院に勤務している看護士が仕事を紹介してくれました。看護士の話によるとMarkheim砦で炭疽菌感染症が発生したそうです。その砦に抗血清を運ぶ人間を募集しているそうだ。

抗血清の運搬を引き受けました

俺はMarkheim砦の場所がわからないので今すぐ抗血清の薬を届けることはできない。無事にこのイベントを達成できる自信は無いのだが、深刻な事件なので断るのは気まずい。しょうがないのでMarkheim砦に抗血清の薬を届ける依頼を引受けることにしました。このイベントに時間制限があったら達成は不可能だけどなあ。

イベント用の薬を受け取りました

この時の所持品は上の画像。どうやらMarkheim砦に届ける薬を手渡されたようです。メモにも炭疽菌感染症の情報が書き込まれた。目的の砦の場所がわかればすぐにでも届けるんだけどね。まだ俺はゲームを開始したばかりの初心者でSnake Lakeの探索すら終わっていないのだ。

これからSnake Lakeに戻ります

Hogye村で仕事をくれたのは先ほどの看護士だけだった。もう用事は無くなったしSnake Lakeに戻ることにします。まずはメールで依頼された繁華街のイベントを達成する。その後はSnake Lake公園に行って施設を調べたりするのです。

盗賊に襲撃されました

広域マップを歩いていたら、いきなりメック戦が始まった。なんと盗賊に襲撃されてしまったようだ。街から街へ移動している最中に敵とエンカウントをしたのは今回が初めてだな。襲撃してきた敵のメックを撃退してパーツを奪い取ってやろう。

Strongarm:戦闘力17920

俺様を襲撃してきたメックのは弱そうなStrongarmというメックだけだった。ずいぶんと小さいメックで来襲してきたものだな。戦闘力はたったの1万7千だからVespaよりも弱いじゃないか。こんなに小さいメックが有用なアイテムをドロップするのかね。

Strongarmはクラッシュしました

Strongramを倒すために近づいていたらチンプルの射撃であっという間にクラッシュしやがった。残骸を漁ったところ「メイス」という弱い近接武器を拾うことができた。メイスなんてお店で売っても30円くらいにしかならないだろう。弱い敵からは安いアイテムしか取得できないのか。

Snake Lake繁華街に戻りました

その後は盗賊から襲撃されることなく無事にSnake Lake繁華街に戻ることができました。冒頭に書いたとおり今回は繁華街にいるLoveesから依頼されたイベントに挑戦します。メールの文面によるとSnake Lake繁華街を守ってくれる人材を求めているらしい。

Loveesに電話を掛けます

メールの文面だけではイベントの内容がよくわからない。というわけで依頼人のLoveesに電話を掛けてみましょう。このイベントは今まで体験したことのない初挑戦の仕事になるだろうね。

Lovees:指導者

俺にメールを送ったLoveesはSnake Lake繁華街の指導者だった。あれ?繁華街に指導者なんていたのかよ。俺は繁華街の施設を全て調べたのに今までLoveesに会ったことがない。もしかしたら鍵の掛かった建物に住んでいるのかもしれない。

犯罪集団のリーダーに恥をかかせてください

Loveesの話によると繁華街に物資を運んでいるトラックが襲撃されたそうです。トラックを襲ったのは犯罪者の集団なんだってさ。俺に依頼したい仕事はその犯罪者集団を追い払ってほしいというものだ。ちなみに犯罪者集団と戦っても全滅させる必要はないそうです。犯罪者集団のリーダーに恥をかかせるだけでイベントは達成されるらしい。

敵は戦闘力306000のメック部隊です

Snake Lake繁華街は俺の縄張りだ。この街の平和を乱す犯罪者集団は絶対に許さない。そんなわけでLoveesの依頼を引受けたところ、奴らは戦闘力30万6千のメック部隊だと教えてもらいました。今まで戦ってきたメック部隊よりも遥かに強い相手になりそうだね。Hogye村のメックアリーナに出現する戦車よりも強敵です。

まっすぐリーダーだけを狙ってください

最後にイベントのヒントを聞いて現場に向かいます。Loveesからのアドバイスは「まっずぐリーダーだけを狙ってくれ」というものだった。リーダーさえ倒せばその後にマップから逃げても依頼は達成できる。全てのメックを倒すのは厳しいそうです。ただし敵を全滅させることができればドロップアイテムを大量に得ることはできます。

Tebuckという名のパイロットがリーダーです

依頼人との会話が終わってメックバトルが始まりました。戦場に到着したのと同時にLoveesからメッセージが届いたようです。犯罪者集団のリーダーの名前は「Tebuck」だ。さっさとリーダーのTebuckを倒してマップの外に逃げてしまおう。このイベントは全ての敵と戦っていたら敗北しそうだしな。

敵のメックを発見しました

しばらく歩行をしながら索敵していたら1体目のメックを発見しました。このメックに乗っているパイロットの名前は「Kenlove」だからリーダーではありません。この雑魚メックはチンプルに任せて俺はリーダーを探しに行きます。

リーダーのTebuckを発見しました

森林で2体目のメックと遭遇しました。パイロットの名前を確認してみたらリーダーのTebuckだった!どうやらリーダーはBuruBuruに乗っているようだね。このBuruBuruの戦闘力はたったの10万だから簡単に倒せそうに思えるがどうだろう。

このままリーダーに向かって射撃をします

予想していたよりも早めにリーダーを発見したので2対2の状況になった。しかもリーダーは俺と隣接しているため実質タイマンのようなものだ。これは好機だと言えるので、ひたすらリーダーに向かって射撃をします。斉の襄公の戦闘力は35万なので戦闘力10万のBuruBuruが相手なら負ける気はしない。

相手の右腕を破壊しました。俺の左腕が破壊されました。

俺が発射したレーザー砲が命中してBuruBuruの右脚を破壊しました(赤い四角)。しかし、俺も敵の砲撃をくらって左腕を破壊されてしまった(青い四角)。前回のアリーナ戦のあとに斉の襄公の修理をしなかったので左腕がボロボロだったのだ。楽勝なイベントかと思いきや、一気にピンチになりやがった。

もう少しでリーダーのBuruBuruを倒せます

リーダーのBuruBuruの右脚を破壊して、左腕を破壊し、ジャイロスコープをぶっ壊して、左脚を粉砕してやった。これだけボロボロにしたのに、まだクラッシュしないのは逆に凄い。途中からチンプルも加勢してくれたので余裕ですよ。このままリーダーのBuruBuruに向かって攻撃をしましょう。

TebuckのBuruBuruがクラッシュしました

そんなわけでリーダーのBuruBuruの胴体を破壊してクラッシュしました。クラッシュしたBuruBuruを漁って「アクス、Shakaキャノン」を手に入れたよ。リーダーを倒したのでマップから離脱すれば依頼は達成したことになる。だけど、こちらの被害は軽微だし敵メックの全滅を狙ってみようか。

3体目のメックを発見しました

まだ生き残っている敵を探していたら3体目のメックを発見しました。Badderという名の機体で戦闘力はたったの6万です。俺とチンプルが一緒に射撃をすればすぐに倒せるでしょう。

4体目のメックを発見しました

さっき発見した3体目のメックと交戦していたら4体目のメックが出現しやがった。4体目のメックは戦闘力10万のBuruBuruです。また2対2の状況になったが勝てるとは思う。もしも斉の襄公の右腕が破壊されたりしたら一気に不利になるので油断は禁物だけどね。

3体目のメックと4体目のメックを破壊しました

とくに苦戦することもなく3体目のメックと4体目のメックをクラッシュさせました。俺の攻撃はあまり命中しなかった。チンプルがレーザー砲とShakaキャノンを連射しまくって2機のメックを速攻で破壊したのだ。チンプルは優秀なパイロットだし、彼が搭乗しているPumaは名機なので死神のように強い。もうチンプルがいれば全クリできるんじゃないの?

1体目のメックが生き残っていました

ドロップアイテムを拾いながら残りの敵を探します。そしたら最初に出会ったEsherが森林を徘徊していました。Esherは戦闘力が24万もあるので、敵メック部隊の中では最強の機体だった。その強いお前がリーダーと共闘していれば俺の胴体を破壊できたのかもしれないのにね。犯罪者集団のメックが敗北した原因はお前だな。

Esherがクラッシュしました

ESherは強敵なので俺の砲撃ではダメージを与えられなかった。というか森林が邪魔でEsherの姿を視界に入れるのに苦労をする。俺が敵を探して右往左往しているうちにチンプルの砲撃によってEsherがクラッシュしたよ。今回のイベントはチンプルのおかげで勝てたと言っても過言ではない。俺1人だけならボスすら倒せずに返り討ちにあっていただろう。

残りの敵がいないか探します

以上で4体のメックを破壊したわけだ。敵が全滅しても強制的に街に戻らないイベントなので全てのドロップアイテムを拾っておきます。もう敵は残っていないとは思うけど、索敵しながらマップの外に向かおうか。

Snake Lake繁華街に戻りました

もう戦場に敵のメックは残っていなかった。マップから出てSnake Lake繁華街に戻ってきました。Loveesに電話をしてリーダーの撃破に成功したと報告しましょう。戦闘後にメックのパーツを沢山拾えたので楽しかったなあ。

25の経験値と3060円を取得しました

Loveesから犯罪者集団を倒した報酬として3060円を貰いました。これで俺の全財産は3万2千円になったわけだ。このゲームってお金を稼ぐのが大変すぎるよな。イベントを達成しても数千円しか稼げないのにメックの本体は数十万円もするんだぜ。いったいどうすればメックの本体の代金を用意できるんだよ。

現在の斉の襄公です

今回の投稿はSnake Lake公園に行く予定だったけど疲れたのでここで終わりにします。現在の斉の襄公は上の画像。前回の投稿では斉の襄公の十一年まで解説しました。今回は斉の襄公の十二年に起きた事件を書きます。ちなみに斉の襄公の在位は十二年です。つまりこの年に斉の襄公は死ぬことになります。襄公の最後の年を春秋左氏伝(明治書院)を参考にしながら記述します。

52の経験値を稼ぎました

斉の襄公の十二年(紀元前686年。魯の荘公の八年)。春に魯の軍は斉とともに郕を包囲して、郕は斉に降伏した。魯の大夫の仲慶父は、斉だけが利益を得たのに腹を立てて、斉を攻撃しようと申しでた。すると魯の荘公は「郕が魯を無視して斉に降伏したのは、わたしがまことに不徳のためである。夏書にも、『いにしえの舜帝の名臣皋陶(こうよう)はつとめて徳を民に施した。徳を施せば人は降伏する』とあるように、人は有徳者に降伏するのだ。徳を修めて時勢を待つことにしよう」といった。かくて秋に魯の軍は郕から魯に引き上げた。ここからは私のコメントになりますが、まだ若輩だった魯の荘公は兄弟の仲慶父の前でこのような立派な態度を示したのである。若かりし頃の荘公は英明だったといえよう。ちなみに魯の荘公が参考にした夏書は儒教の経典である書経のことです。書経は歴史書の中で商書という名でも登場する。これは書経が古くは単に「書」と称されていたのが原因だろう。荘公が夏書から引用した文章は書経(明治書院)の大禹謨にある「皋陶は邁めて徳を種て、徳乃ち降り、黎民之に懐く」という箇所です。

有名度が14から15に上がりました

襄公の十二年の夏、大夫の連称と管至父の二人は葵丘の地で一年間、守備をつとめたのに、襄公から交代の命令がこなかった。そこで交代を願い出たが許可されなかったので、二人は謀反をくわだてた。連称と管至父は襄公に対して不満を抱いている公孫無知と結託することにした。ときに連称には従妹がいて公宮に仕えていたが、襄公の寵愛を受けずに不満だったため、この女を使って襄公のすきをねらわせた。公孫無知は「もしも事が成功したら、お前を私の正式の夫人にしてげよう」と約束した。ここからは私のコメントになりますが、連称の従妹が具体的に何を協力したのかは歴史書に書かれていません。また公孫無知が公宮の女を利用するなど狡猾な性格を露わにしました。公孫無知は目下の人間を虐待したりする凶暴な男でもあります。

左腕が壊れたので左手のShakaキャノンが使えなくなった

襄公の十二年の冬、十二月に襄公は斉の姑棼に遊びに出かけ、それから貝丘で狩りをした。すると大きな猪があらわれた。襄公の従者は猪を公子彭生であると恐れたので、襄公は怒って、「彭生のやつ、はばかりもなく出やがったか」といって、猪を弓で射ると、人のように立ち上がって悲鳴をあげた。襄公は恐ろしさのあまり車から落ち、足を負傷し、靴を失った。館に帰ってから小役人の費を責めたてて靴を求めたが見つからない。費は襄公に鞭で叩かれて血が流れた。その後に費は門のところで賊に出会った。賊が費をおどして縛りつけようとすると、費は「どうして私が皆さんを邪魔するのでしょう」と言って襄公に打たれた血だらけの背中を見せたので賊たちは信用した。ここからは私のコメントになりますが、襄公や従者が猪を見て連想したのは、魯の桓公ではなく、公子彭生だった。猪のエピソードはこの時期の斉の人々の心情を知ることができる重要な記述であろう。またここでは死人が動物に化けて出たという古代中国においては珍しい逸話が記されています。

チンプルが乗っているPumaは無傷です

賊どもは血だらけになった費を信用して逃がした。費は賊よりも先に館の中に入ると襄公を部屋の戸の間に隠してから外に出て賊と戦い、門内で戦死した。石之紛如という名前の小役人も階段の下で戦死した。賊はついに館の奥へ入り、襄公の身代わりとなっていた孟陽を寝台で殺したが、「これは襄公ではない。似ていない」といって、念入りに探し始めた。襄公の足が戸の下から見えたので、ついに賊たちは襄公を殺して公孫無知を斉の君主として立てた。この様な経緯で襄公は亡くなったのである。斉の襄公、春秋斉の第十四代国君、姜諸児。在位は十二年であった。

今回の投稿で拾ったドロップアイテムです

以下は私のコメントになります。斉の襄公は公孫無知や、大夫の連称とその従妹、また管至父の謀叛によって殺されてしまった。謀叛に至るまでの経緯を考えれば人望の無さで命を落としたと言える。連称と管至父を約束どおり葵丘の守備から交代させていれば貝丘での謀叛は起きなかったのだろうが、襄公は公宮の女から嫌われていたし、どのみち何かが切っ掛けとなって暗殺事件は起きていたと想像できます。しかし、そんな襄公でも最期は三人の小役人が命を賭して賊に立ち向かってくれたのだ。しかも費は鞭で打たれて血だらけになったのに襄公を守った。孟陽は寝台で襄公の身代わりとなって死んだ。私は鞭で打つような者のために死ねないし、誰かの身代わりとして黙って殺されるような真似もできない。襄公には人望が無いと思える逸話もあれば命がけで戦う臣下もいたのです。まことに襄公は謎めいた君主であり、その人生はミステリアスな逸話であふれている。襄公の生涯が謎めいているのは古代の人物であるから資料が乏しいせいもあるだろうし、あるいは田氏による誹謗中傷の影響もあるだろう。また弟の斉の桓公を引き立てるために、ありもしない悪評を記述されて人物像が歪んだのかもしれない。まだまだ襄公について書きたいことはあるけど私のような凡人の空想はここまでにしておきます。

仲間のNPCとスキルを比べました

このプレイ日記を開始して四ヶ月ほど斉の襄公の生涯を書いてきました。振り返ってみると反省したいことが山ほどあります。とくに気がかりなのはプレイ日記14で取り上げた「大雅、瞻卬」です。私が不勉強なせいで、瞻卬を引用したのに現代社会において教訓となるような思想を何一つ読み取ることができなかった。プレイ日記14は何も持論を展開できないまま、うやむやに終わらせてしまった。信じてもらえないかもしれないが、あのプレイ日記14を書いてからというもの、私は瞻卬の詩をどう読むべきなのか毎日悩むようになりノイローゼになってしまった。今日だって今だって瞻卬のことで悩んでいるのだ。いずれプレイ日記14は書き直します。次回からは別の君主をテーマにして春秋時代を考察していきます。

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