この投稿は「GearHead1」のプレイ日記です。目次はこちら。前回の投稿はこちら

3日目01時46分16秒

GearHead1のプレイ日記を始めます。前回はSnake Lakeウォーターフロントを探索しました。ガチムチのNPCからイベントを引き受けたりして楽しめたよ。今回の投稿はHogye村へ行ってNPCのOvalorと話し合いをします。wikiを読んだところ、Ovalorのイベントは敵対メックと戦闘をするらしい。

現在のメモです

現在のメモは上の画像。あと2時間すればOvalorと待ち合わせた時刻になる。適当に繁華街のNPCと会話をして時間を潰しましょう。前回の投稿でTengeに依頼された救出のイベントもメモに書かれているが、とりあえずTengeのイベントは後回しにします。

現在のメールです

ついでにメールも確認したところ、初めてまともなメールが届いていた。Snake Lake企業地区のCaiapaというNPCが俺を呼び出している。俺にドラッグ密売人を退治してほしいそうです。今日はOvalorに会わなければいけないから、このイベントも後回しだ。

しばらく繁華街のNPCと会話をします

まだOvalorと約束した時刻になっていない。しばらく繁華街のNPCと会話をして友好度を上げます。ここで汎用イベントを引き受けられたら嬉しいんだけどな。

ハンターギルドで汎用イベントが起きた

ハンターギルドの職員に話しかけたら汎用イベントが発生しやがった。イベントの内容は逃亡中の犯罪者を探してくれというものだ。この汎用イベントは過去の投稿で書いたから画像の撮影を省略しますね。

1体のストリートパンクと戦います

逃亡中の犯罪者を探していたら1体のストリートパンクと戦うことになります。やっぱり過去に達成したことのあるイベントですね。デュアル・レーザーライフルで威嚇をして話し合いを試みます。

50の経験値と2625円を稼ぎました

ストリートパンクと和解したらゲーム画面が繁華街に戻りました。そして依頼者にイベントの達成を報告したときの俺は上の画像。短時間で50の経験値と2625円を稼ぐことができました。このイベントは余裕で達成できるから100周しても良いな(笑)。

また汎用イベントが発生しました

ハンターギルドにいる別の職員に話しかけたら、また汎用イベントが発生したようです。これもストリートパンクと戦う依頼ですね。途中経過の画像だけを貼って報酬を受け取るところまで飛ばします。

50の経験値と1762円を稼ぎました

というわけでストリートパンクとバトルをして経験値とお金をゲットしました。ハンターギルドで立て続けに汎用イベントが起きるとは思わなかった。だんだんSnake Lake繁華街が稼げる街になってきたなあ。

他の住人とも会話をしました

その後も繁華街にいる住人に話しかけて汎用イベントの発生を狙いました。残念ながら3回目の汎用イベントを依頼してくれる住人はいなかったよ。ショッピングモールのElricに話しかけたら特別な会話が発生したので画像を貼ります。Elricは前々回の投稿で命を救ってやったのでお礼を言ってくれました。

バスターミナルを利用します

全ての住人と会話をしたのでOvalorに会う準備をします。奴とはHogye村で待ち合わせをしているのだが、このままHogye村へ行けばメック戦になってしまう。現在の俺が搭乗しているメックは貧弱なBuruBuruなのでメックと戦うには頼りなくて不安だ。

メックを運んでもらいます

このゲームはバスに乗ったり広域マップを歩くと、メックを元の街に放置してしまう。俺が所持しているBuruBuru以外のメックはHogye村に放置したままになっているのだ。ゆえに戦闘で使いたいメックをバス手配人に運んでもらう必要があります。

斉の襄公を運んでもらいます

メックを運んでもらうには2000円ほど費用が掛かります。全てのメックをSnake Lakeに運んでもらいたいけど、お金に余裕がありません。運んでもらうメックは斉の襄公だけにしておきましょう。たぶん俺が所持しているメックの中で最強のものは斉の襄公だろうしな。

搭乗するメックを斉の襄公に変更します

斉の襄公をSnake Lakeに運んだので、さっそく乗り換えておきました。現在の斉の襄公はPV(戦闘力)が33万だ。実はチュートリアルで貰ってから何も改造していないんだよな。この場で手軽に斉の襄公を強化する方法はないだろうか。

現在の斉の襄公の武装です

現在の斉の襄公の武装は上の画像。BuruBuruのパーツを利用すれば戦闘力を増やせるかもしれない。ただし新たなパーツを取り付けるには現在装備している兵器を外さなければいけません。ロケットランチャーは外しても良いけど、それをやったら逆に弱くなるかもね。いや、もしかしたらパーツを外さなくても戦闘力を上げられるかもしれないぞ。

斉の襄公は左手に武器を持っていない

画像を小さくして見やすくしました。斉の襄公は右手にレーザー砲を装備しています。しかし、左手には何も武器を取り付けていないのだ。つまり強力な武器を用意できれば左手に装備するだけでPVを上げることができる。

BuruBuruのShakaキャノンを取り外します

俺のBuruBuruは弱いから戦闘で使うことは無い。取り外したいパーツがあったら躊躇せずに外してしまおう。というわけでBuruBuruから「Shakaキャノン」を外しました。Shakaキャノンはwikiで序盤における良質な武器として評価されています。威力は225もあるから主力として運用できる性能だ。ちなみに改造する際に「取り付ける、取り外す」と表示されるパーツは、メック工学スキルが低いと破損することがある。「装備する、外す」と表示されるパーツはリスク無しで付け外しができます。

斉の襄公にShakaキャノンを装備させました

斉の襄公の左手にShakaキャノンを装備させた時の性能は上の画像。PVが33万から35万に上がっている!これなら強い敵対メックが出現しても勝てそうです。しかし、重量が5トンも増えたから能力値にデメリットが発生したのかもと心配だ。例えば回避率が下がっているのではないか?

左がBefore、右がAfter

Shakaキャノンを取り付ける前(左)の画像と、取り付けた後の画像(右)を比べてみましょう。嬉しいことに回避率のMVや、命中率のTR、SEは低下していないようだ。しかし「歩行、走行、最速」などの移動速度が微減したようですね。まあ下がった移動速度はわずかな値だし許容できる。

繁華街から出て広域マップに行きます

これでメック戦の準備は終わった。やれるだけの作業はしたので待ち合わせの場所であるHogye村へ向かうことにします。もう約束の時間は過ぎているから現地に行けば戦闘が始まるはずだ。

広域マップに出ました

さて、広域マップに出たわけだが、このままHogye村に行くとOvalorと敵対して戦うことになるのかな。Ovalorは誰が俺の命を狙っているのか教えてくれなかった。把握している情報が少なくて自分の置かれている状況がよくわからない。

敵対的なメックの部隊が接近してきました

Hogye村のタイルで「>」キーを押したところ上の画像が表示されました。表示されている文章を読んだところ「敵対的なメック部隊が接近している」らしい。なんだか襲撃してくるメックの数が多そうだね。まあ序盤だし絶望的な戦力差は無いでしょう。

メックバトルが始まりました

そんなわけでゲームの画面が切り替わってメックバトルが始まりました。俺の生い立ちはHogye村で生まれた一般人なのに、なぜ命を狙われる事になったのだろう。戦闘が終わったら、Ovalorに知っていることを全て教えてもらおうか。とりあえずは勝つために敵対メックを探すぞ。

敵対メックから先制攻撃をされました

とくに警戒することなく歩いていたら、いきなり敵の砲撃が飛んできやがった。マズいことに敵から先制攻撃をされたようだぞ。マップを見渡したところ、遠く離れた場所に敵対メックを発見しました。

BuruBuru:PV 12万

なんと先制攻撃をしてきた敵対メックはBuruBuruだった。弱い戦車のメックが相手なのかと思っていたら、バトロイド(人間タイプ)のメックが出現したのだ。PVは12万なので、ラッキーショットをくらわなければ負けはしない。それでも、これまで戦った敵の中では最強だけどな。

俺の射程の範囲内まで近づきました

俺の主力武器であるレーザー砲の射程は最長で60だ。もっと近づかないと届かないから命がけで敵の方向へ進みました。そしてレーザー砲の射程の範囲内まで着いた時の俺は上の画像。この位置からレーザー砲とShakaキャノンを連射しまくるぞ。

敵のBuruBuruに1ダメージを与えました

レーザー砲を発射したら見事に命中しました。しかし、敵に与えたダメージはたったの「1」だ。どうして1ダメージしか与えられなかったの?敵との距離が遠すぎて機体のど真ん中に命中しなかったのか。

BuruBuruが2体になりました

砲撃しながら敵メックとの距離を縮めていきます。そしたらShakeキャノンが敵の右脚に命中して破壊した!このまま遠距離の攻撃をしていれば勝てると喜んでいたら、2体目のメックが出現しやがった。はやく片方のBuruBuruを破壊しないと多勢に無勢で敗北します!

3体のメックに囲まれました

ひたすら最初に出会ったBuruBuruに攻撃していたら3体目の敵対メックが姿を現した。敵のPVが低いとはいえ、複数体のメックから砲撃をくらい続ければラッキーショットで敗北する。つーか、敵のBuruBuruが頑丈すぎて何度も攻撃しているのにクラッシュしないんだけど!

4体目の敵メックが出現しました

今度は戦車型のメックが出現して4体のメックと戦うことになってしまった。最初に出会ったBuruBuruは右脚を破壊して、さらに胴体へ172のダメージを与えたのにクラッシュしない。4体のメックから集中攻撃をされて斉の襄公の左腕が破壊されそうだ。冗談抜きで最初に出会ったBuruBuruを倒さないと敗北するぞ。この位置で砲撃を連射します!南無三!

1体目のBuruBuruを破壊しました

よし!レーザー砲が最初のBuruBuruの胴体に命中してクラッシュした!これで残りの敵対メックの数は3体になりました。次に撃破するべきは2番目に出現したBuruBuruだよな。戦車系の雑魚メックは、しばらく放置しても良い。

2体目のBuruBuruにレーザー砲を撃ちます

2番目に出現したBuruBuruの戦闘力は10万か。それほど強敵ではないが、斉の襄公の機体にダメージが蓄積しているため油断は禁物だ。敵の機体が少しダメージを受けているのは炎系の兵器で自傷したからです。

敵のBuruBuruが頑丈すぎます

レーザー砲を発射して、2体目のBuruBuruの頭部を破壊しました。そして右腕にもレーザーを命中させて170のダメージを与えた。さらに右腕と右手をぶっ壊しました。それなのにクラッシュをしてくれない!相手の機体はボロボロだというのに撃破できないのはなぜなんだよ。メックって、エンジンやコクピットがある胴体を破壊しないとクラッシュしないのか?

2体目のBuruBuruを撃破しました

苦戦はしたけどレーザー砲が2体目のBuruBuruの胴体に命中してクラッシュしました。残っている敵対メックは2体の戦車系メックだけかな?ここまで健闘すれば、さすがに敗北することは無いだろう。

敵はDoom BuggyとVespaです

まあ油断はぜずに敵の戦闘力を調べておきましょう。残りのメックはDoom BuggyとVespaであり、両方とも戦闘力は4万以下だ。斉の襄公の戦闘力は35万なので負けることはないだろう。ひたすらレーザー砲とShakaキャノンを連射します。

敵対メックの集団が全滅しました

というわけで合計4体の敵対メックを撃破して戦闘に勝利しました。勝利した瞬間にゲームの画面がHogye村に切り替わった。戦略もくそもなく、レーザー砲とShakaキャノンを連射しただけで勝てたよ。はやくOvalorを見つけ出して事情を聞きたいところだが、ヘトヘトに疲れたから今回の投稿はここで終わりにします。

現在の斉の襄公です

現在の斉の襄公は上の画像。前回の投稿では斉の襄公の元年から三年までを解説しました。今回は襄公の四年に起きた事件について書きます。襄公の四年には春秋時代において、とても有名な事件が起きました。斉の襄公と文姜が、魯の桓公を謀殺したのです。スキャンダラスな内容のせいか多くの歴史家たちが書物に経緯を記録しています。今回の参考資料は春秋左氏伝(明治書院)、史記世家(明治書院)、列女伝(平凡社、明治書院)、その他(明治書院)です。基本的に春秋左氏伝の記述を軸にして、他の資料は補足に使用しました。

有名度が8から10に上がりました

斉の襄公の四年(紀元前694年。魯の桓公の十八年)。春に魯の桓公は他国に出かけることになり、出さきからそのまま夫人姜氏(文姜)と斉に行こうとした。魯の桓公が斉の前に出かけた「他国」とは、おそらく斉の襄公と会合を行うことになる濼(らく)であるか、もしくは不明であろう。濼とは斉と魯の間を流れる川の名である。列女伝だと「他国」は鄭のことであり、桓公は亡命していた鄭の厲公を戻すために鄭へ立ち寄ったことになっている。しかしこれは劉向による創作です。史記魯世家に魯の桓公が鄭を討って亡命中の厲公を鄭に戻そうとしたのは二年前の紀元前696年だと書かれているからです。ちなみに春秋左氏伝にも紀元前697年に鄭の厲公を鄭に返すために諸侯と会合をして、紀元前696年に鄭を討ったと書かれている。

OvalorはHogye村のどこかにいます

魯の桓公が夫人姜氏を伴って斉に行くと聞いて、大夫の申繻が諫言をした。春秋左氏伝には諫言の内容が書かれています。その諫言とは「女は夫の家に安んじ、男は妻の室に安んじて夫婦の道を守るべきで、それを乱さないのが礼というものである。これを乱してまもらなければ、必ず禍がやってくる」です。史記には「大夫の申繻が諫めて止めようとした」と書かれているだけで諫言の内容は書かれていない。列女伝には左伝と同じような諫言が記述されており、さらに左伝には無い諫言が追加されています。つまり劉向が(穀梁傳を意識しつつ)申繻の諫言を創作して加筆したのです。列女伝に記述されている劉向が加筆した諫言とは「婦人は親の大喪がなければ、母家に帰らず(女性は実父母の三年の大喪がなければ実家に戻れぬ)」である。この追加された諫言は儒教の経典である礼記に書かれているものであり、礼記(明治書院)の雑記下第二十二に「婦人は三年の喪に非ざれば、封を踰えて弔はず。如し三年の喪なれば、則ち君夫人は歸る(婦人は三年の喪、すなわち実父母のためでなくては、国境を越えて弔問にゆくことがない。もし三年に会えば、諸侯の夫人も実家に帰る)」と記されています。

敵から大型ガウスキャノンを入手した

魯の桓公は申繻の諫言を聞き入れなかった。桓公は斉の襄公と濼(らく)の地で会合をして、そのまま夫人姜氏と斉に出かけた。このとき襄公は文姜と密通したので、桓公がその非行をとがめると、文姜はそれを襄公に告げた。襄公は桓公を殺害しようと考えた。ここまでが襄公の四年の春に起きたことである。そして襄公の四年の夏四月十日に襄公は桓公をもてなす宴会を開き、公子彭生(ほうせい)に命じて桓公を車に乗せて、車中で殺害させた。彭生は公子なので君主の息子である。彭生が斉の釐公の息子なら、斉の襄公や斉の桓公と兄弟になります。襄公の息子なら次代の君主候補である。どちらにしても歴史上の重要な人物なのに、公子彭生のことを詳しく記している歴史書は無い。彭生の正体を推測するような注釈を書いた研究者もいない。小説などでも彭生は脇役の力士として扱われいる。研究対象として興味深い立場の重要人物なのに誰もが言及を避ける不思議な男が公子彭生なのだ。

斉の襄公の左腕が破壊される寸前でした

公子彭生は魯の桓公を抱きかかえて、肋骨を押し潰して殺した。桓公の死を知った魯の国人は、「わが君には、君の威光をおそれて安居することなく、貴国に出かけて旧来のよしみを修めましたのに、その聘礼が終わっても国に帰りません。だれをとがめようにも相手がなく、諸侯に対して外聞がわるい。彭生を殺して、この恥辱をそそぎたい」と斉に申し入れたので、斉では彭生を殺した。以上が春秋左氏伝における桓公謀殺のくだりである。最後に記された魯の国人の言葉には本音と建前が混ざっているだろう。「桓公が襄公をおそれて、旧来のよしみを結ぼうとしていた」のは事実だと思われる。前年に魯は斉から侵攻を受けていたので和平を求めていたはずだ。「だれをとがめようにも相手がいない」という言葉は建前だ。どう考えても悪いのは斉の襄公であり、とがめるべき相手は明瞭である。斉と魯の国力に大きな差があったのか、君主の襄公を誹ることができなかったと推測できる。「彭生を殺して、この恥辱をそそぎたい」と言ったのは本音ではないだろう。本当に殺したい相手は襄公であり、彭生を殺すのは建前を積み重ねたうえでの妥協でしかない。

なんと次回はあの人が登場!?

斉の襄公は魯の国人の怒りを抑えるために公子彭生を殺す決断をした。先ほども書いたが彭生は襄公の兄弟か息子にあたる人物だ。しかも彭生に桓公を殺せと命令したのは襄公自身である。私が考えるに、斉の襄公がありとあらゆる歴史書や創作物で筆誅されている理由は文姜との密通ではない。公孫無知の待遇をひきおろしたことでもない。鄭の君主を伏兵で殺したことでもない。その程度の出来事はどうとでも弁護できる。斉の襄公を無類の暴君に仕立て上げたのは、公子である彭生に魯の桓公の殺害させて、さらに彭生を見捨てて殺した悪行のせいだ。この大逆無道の行いが恒久の悪名の原因なのである。

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