この投稿は「GearHead1」のプレイ日記です。目次はこちら。前回の投稿はこちら

4日目18時12分33秒

GearHead1のプレイ日記を始めます。前回はHogye村のメックアリーナで第4戦目のメックバトルを行いました。今回の投稿は広域マップを歩いて新たな街を探したいと思います。もうSnake Lakeの街は全てのフロアを探索したからね。ようやく別の街に行く余裕ができたのです。

現在のメモとメールです

現在のメモとメールは上の画像。前回から全く内容が変わっていません。街の住人から大きな仕事を依頼されなくなったし、メールが届かなくなったのです。俺はずっとSnake Lakeに滞在していたから知り合いのNPCが少ないのよね。

メック重火器スキルを鍛えます

今回は広域マップを歩くつもりなので何度も盗賊から襲撃されそうだ。メック関係のスキルを鍛えて戦闘力を上げておこうか。前回のメック戦では重火器の大型ガウスキャノンが大活躍した。これからは重火器をメインにして戦いたいのでメック重火器スキルを鍛えます。

メック重火器スキル3→6

経験値を1200ほど消費してメック重火器スキルを3から6に上げました。今まで貯め込んでいた経験値を一気に注ぎ込んだ感じだな。チンプルのメック重火器スキルが5だから、ようやく彼を上回る長所ができた。これで大型ガウスキャノンの威力と命中率が上がったと思われる。

Hogye村を出て広域マップに移動します

せっかくアリーナ戦のためにHogye村に来たので村民と会話をしてみました。誰1人として俺にランダムクエストを依頼してくれる村民はいなかった。イベントどころか村長のMegiと看板娘のHyoleeは俺に冷たくしやがるし、雑貨屋のQuentinは話しかけてもシカトをする。Hogye村の住人はクズばかりだ。メックアリーナが無かったら誰がこんなクソ田舎に戻るかよ。

Snake Lake繁華街で少し稼ぎたい

というわけで未知の街を求めて広域マップを歩くことにします。だけどその前にSnake Lake繁華街に戻って少し経験値を稼ごうかな。メック重火器スキルを鍛えるために大量の経験値を失ったからね。ハンターギルドなどでサクッとイベントを達成して経験値を稼ぎたいのです。

ガーディアン司令官から仕事を依頼されました

Snake Lake繁華街は最大の稼ぎ場なので基本的には全員と話して友好度を上げておきます。満遍なく住人と会話をしていたらガーディアン司令官が仕事をくれました。どうやら盗賊のメック部隊が町に物資を運ぶ輸送隊を襲撃しているらしい。これは過去の投稿で引き受けたことのあるメックバトルのイベントですね。

敵のメック部隊の戦力は21万8千です

敵のメック部隊の戦力は21万8千だそうです。今回はチンプルも戦ってくれるし楽勝でしょう。せっかくメック重火器スキルを鍛えたので、どうせなら俺の攻撃で敵を仕留めたいものだ。戦場のハイエナの効果で多くのパーツをゲットできそうだし、メックバトルの依頼が発生すると嬉しいです。

メックバトルが開始しました

というわけで盗賊退治のメックバトルが開始しました。サッサと敵のメック部隊を探して撃破しましょう。雑魚が相手なので勝敗に関しては心配していない。それよりも戦場のハイエナの効果が発揮する条件を見きわめたい。前回のメックアリーナでは戦場のハイエナの効果が無かったように思えたしね。

敵のメック部隊を発見しました

右下の方向に敵の部隊を発見しました。戦場のハイエナが発生する条件が、「自分が敵メックを倒す」である可能性もあります。そうなるとチンプルよりも早く撃墜しないといけないから難しくなるな。

BuruBuruを合わせて3体のメックがいます

敵はバトロイドのBuruBuruが1体、その周囲に小型の雑魚メックが2体いるようです。最も強いであろうBuruBuruでも戦闘力が10万だけなのか。もっと強い武装のメックと戦って高品質なパーツを回収したいのに残念だ。

残りの敵メックがBuruBuruだけになった

BuruBuru以外の2体はチンプルが速攻で撃墜しました。残った敵は満身創痍のBuruBuruだけです。俺の大型ガウスキャノンは発砲したばかりで装填中だから撃てない。サブの武器であるレーザー砲を発射して撃破を試みます。

敵のメック部隊が全滅しました

俺のレーザー砲が命中してBuruBuruがクラッシュしました。俺が敵のメックにとどめを刺すなんて珍しいことが起きたものだ。このイベントは敵が全滅すると自動で街に戻ります。破壊したメックから手に入るパーツは自動で回収したことになる。

50の経験値と1963円を取得しました

依頼主のガーティアン司令官にメック部隊の全滅を報告しました。報酬として取得したのは50の経験値と1963円だった。どちらもランダムクエストの報酬の相場からするとショボすぎる。こんなイベントは断って他の依頼を引受けた方がマシなレベルです。

敵のメックから回収したパーツです

敵のメック部隊から回収したパーツは上の画像。一見すると戦場のハイエナを習得する前と同じに思える。だがしかし「右腕」というパーツを初めて入手したのだ。右腕を回収できたのは戦場のハイエナのおかげだろう。ということは自動での回収でも戦場のハイエナのタレントは効果を発揮することになります。

メックパーツのお店を訪問します

先ほども書いたとおり俺は繁華街にいる全ての住人と会話をしました。メック関係のアイテムを販売しているMonkey Wrenchの店長とも雑談をしたのです。このお店は前回の投稿でも訪問したから品揃えには期待していなかった。しかし店長に販売している商品を聞いたところ、新しいアイテムが加わっていました。

C3無限軌道(SF2)

販売されていたアイテムは上の画像。メック用のパーツである「C3無限軌道、C4飛行ジェット、C7推進増幅システム」が新商品として並んでいたのです。この3つの商品はメックの移動システムだよね。だが「C3無限軌道」はwikiに記載されていないから用途が不明な謎のパーツです。まあ無限軌道の価格は750円と格安なので性能を知る実験のために2個買っておきましょう。

C4飛行ジェット(SF2)

次は「C4飛行ジェット」を購入するべきか考えようか。実はチンプルの愛機であるPumaが上位互換のC5飛行ジェットを装備しています。飛行ジェットはその名のとおり飛行を可能にする。滑空はできません。まあ飛行したいのならPumaに乗れば良いし買わなくても良いでしょう。お金が余って仕方がない状況だったら買うけどね。

C7推力増幅システム(SF2)

次は「C7推力増幅システム」について考察します。wikiによると推力増幅システムは「滑空、飛行」が微増して、さらに最高速度に多くのボーナスが加算されるようです。ゲームをプレイしていた当時は性能を知らなかったので実験のために2個買いました。

2個の無限軌道と2個の推力増幅システムを購入しました

とうわけでC3無限軌道とC7推力増幅システムを2個ずつ購入しました。本当に必要な買物だったのかは不明です。晋の献公に取り付けて、どのような変化があるのか実験してみよう。

現在の晋の献公です

「無限軌道」や「推力増幅システム」を取り付ける前の晋の献公は上の画像。この状態を基準値として何の変化が起きるのか確認するのです。それにしても、あらためて思うのだがPVが24万ってのは低すぎるよな。

C3無限軌道を取り付けました

C3無限軌道を取り付けた晋の献公は上の画像。無限軌道は左右の兵装支持架にしか装備できなかった。脚に取り付けようとしたけど無理でした。どうやら無限軌道は「走行」を可能にす移動システムのようですね。だけどこの状態だと滑空と走行を同時に行うことになっているので無意味でしょう。たぶん滑空が優先されて走行は行われないと思う。

C7推力増幅システムを取り付けました

次はC7推力増幅システムを装備した際の能力値を確認します。推力増幅システムも兵装支持架にしか装備できなかった。能力値の変化は「滑空」が微増したようです。さらに「最速」の値が大幅に増加している。最高速度が上がって良いことがあるのか不明だけど、先ほどの無限軌道と比べれば意味のあるパーツだと判明した。まあ結局、晋の献公には何も装備させなかったけどね。

全てのメックの修理が終わりました

以上で購入した移動システムの確認は終了です。NPCと会話をしていたらMPが全快しました。経験値稼ぎのためにメックを修理したらメックのHPも全快しやがった。これではメック修理スキルを利用した経験値稼ぎができません。次回の投稿でわざとメックを破壊するテクニックを使用します。

繁華街の指導者が依頼をくれました

サクッと繁華街で稼いだら広域マップを歩いて街を探すつもりだったのに疲れてしまった。予想していたよりも繁華街で行う作業が多すぎた。今回の投稿は繁華街にいる全ての住人と話したら終わりにしようか。そんなことを考えていたら連邦ホールに住んでいる指導者から仕事を依頼されました。

Lovees:指導者

Snake Lakeの指導者は「Lovees」です。彼の話によると街の下水に怪物たちが出現するようになったらしい。その怪物を退治してくれる人材を募集しているそうです。怪物退治の報酬はどれだけ多くの階層を掃討できたのかで決まる。

最低でも地下20メートルまでは潜ってください

このイベントは初めて引き受けるので、もう少し依頼主から情報を聞き出しておきましょう。最低でも地下20メートルまで降りて怪物を倒せば依頼は達成になるそうだ。さらに下の階層に降りれば報酬の金額は青天井で上がっていくけど、怪物に敗北したら依頼は失敗扱いになります。それじゃあ、ほどほどに潜って地下40階あたりで地上に戻ろうか。

地下5メートルからスタートしました

Loveesから依頼を引受けて下水道のイベントが始まりました。スタート地点は地下5メートルです。あと15メートル降りて地下20メートルの地点まで行けばとりあえず依頼は成功になる。初挑戦のイベントなので何をすればわからないんだけど、下り階段を探せば良いわけ?

ゲームの画面を拡大してみました

ゲームの画面を拡大してダンジョンの様子を確認してみました。事前に聞いていた情報のとおりモンスターが徘徊しているようです。たぶんモンスターは無限に出現するだろうから深層まで潜るのは大変そうだ。

モンスターの数は有限でした

ダンジョンの内部をウロチョロ歩いていたら降り階段を発見しました。どんどん下に降りて報酬のお金を増やしていこう。ログの文章によると下水道イベントのモンスターの数は有限のようですね。あらかじめ配置されているモンスターを退治すればそれ以上の敵は出現しないのだ。しかし配置されているモンスターを全滅させないと下の階層に降りられません。

地下5階から地下22階に移動しました

地下5階にある下り階段を降りたら地下22階に到着しました。この階層にいるモンスターを全滅させれば下水道クエストの依頼は達成として扱われる。だけどチンプルのおかげで敵の掃討が簡単だし、地上には戻らずにどんどん下に降りていきましょう。

地下5階、地下22階、地下30階、地下38階、地下49階、地下53階、地下63階を掃討しました

そんなわけで「地下5階、地下22階、地下30階、地下38階、地下49階、地下53階、地下63階」と7つのフロアにいるモンスターを掃討しました。現在地は地下78メートルです。そろそろ敵が強くなって俺が殺されそうだし、空腹状態になったので地上に帰還することにします。

上り階段で地上に帰還しました

上り階段を使用すれば地上へはすぐに帰還することができます。それじゃあ依頼主であるLoveesに依頼を達成したと報告しようか。最低限の条件である地下20階よりも5フロアほど余分にモンスター退治をしたが、どれだけ報酬を貰えるのかな。

100の経験値と54187円を貰いました

なんと報酬は100の経験値と、過去最高額である5万円のお金だった。5万円もあれば明治書院の本を3~4冊くらい買えるし、この依頼を10回繰り返せば強いメックの本体を購入できます。下水道のダンジョンは迷路の様な形状だったからマジで大変だった。しかし達成するのが大変だけど見返りは多くて、お金を稼ぐのなら最高の仕事だと言えます。もうヘトヘトに疲れたので今回の投稿はここで終わりにします。

現在の晋の献公です

現在の晋の献公は上の画像。前回は晋の国の成り立ちから始めて、本家と分家の戦いが開始したところまで解説しました。今回も引き続き晋の歴史を解説していきます。基本的に史記表(明治書院)を参考にして書いていきます。古代の歴史書は同じ事件を扱っていても、それぞれの本によって異なる年月日、異なる登場人物として書かれているものですから、晋世家や左伝とは内容が変わっている記述があると思います。また魯の隠公や桓公に触れているのは春秋左氏伝が隠公の元年に始まるからです。

チンプルは下水道でも無傷でした

前回の投稿は晋の文侯が死んで息子の昭侯が君主になったところまで書きました。晋の文侯(仇)の在位は三十五年という長期間であり、紀元前746年(魯の恵公の二十三年)に亡くなりました。晋では文侯の息子の昭侯が君主として即位しましたが、この一族は鄂侯を除いて、分家である成師の子孫により皆殺しになります。本家の君主はこのあと「昭侯、孝侯、鄂侯、哀侯、小子侯、晋侯湣」と6人目で途絶えることになる。

有名度が19から21に上がりました

晋の昭侯の元年(紀元前745年、魯の恵公の二十四年)。昭侯は季父(父の末弟)の成師を曲沃に封じた。なんと曲沃の邑は晋の国都である翼よりも大きかったのです。成師は曲沃に封ぜられたのちに、桓叔と名乗るようになりました。そして晋の第六代君主靖侯の妾腹の孫である欒賓が桓叔の宰相になった。晋の昭侯の七年(紀元前739年。魯の恵公の三十年)。晋の大夫の潘父が昭侯を殺害した。潘父は成師を君主として迎え入れようとしたがこれは失敗した。晋の本家では昭侯の代わりに息子の平を君主として立てることにしました。これが孝侯である。

お金を稼いだのでMonkey Wrenchで買物をします

晋の孝侯の九年(紀元前731年。魯の恵公の三十八年)。曲沃の成師(桓叔)が亡くなりその息子の鱓が分家の当主になった。これが荘伯である。晋の孝侯の十六年(紀元前724年。魯の恵公の四十五年)。曲沃の当主の荘伯が晋の本家の君主である孝侯を国都の翼で殺した。晋の国人は孝侯の子の卻を君主として即位させた。これが鄂侯である。

C4飛行ジェットを2個買っておきました

晋の鄂侯の元年(紀元前723年。魯の恵公の四十六年)。曲沃の国力は晋の本家よりも強大になった。晋の鄂侯の二年(紀元前722年。魯の隠公の元年)。魯では隠公息姑が君主として即位した。晋の鄂侯の六年(紀元前718年。魯の隠公の五年)。晋の本家君主である鄂侯が急死した。曲沃の荘伯は晋の鄂侯が死んだと聞くと、兵を率いて晋に攻め込んだ。周の桓王は虢公に命じて曲沃の荘伯を迎撃させた。荘伯は逃げて曲沃を保守した。晋の人たちは鄂侯の子の光を君主として立てた。これが哀侯である。

仲間のためにC7推力増幅システムを2個買っておきました

晋の哀侯の二年(紀元前716年。魯の隠公の七年)。曲沃の当主である荘伯が死んで息子の称が即位した。これが武公である。晋の哀侯の六年(紀元前712年。魯の隠公の十一年)。魯の隠公が暗殺されたので弟の允が君主として即位した。これが桓公である。晋の哀侯の八年(紀元前710年。魯の桓公の二年)。晋の哀侯は国都の翼の南方にある小邑の陘廷に攻め込んだ。陘廷の人々は曲沃の武公と共闘して、翌九年に晋軍を汾水のほとりで撃破して哀侯を捕らえた。曲沃の武公は叔父の韓万に命じて捕虜にしていた哀侯を殺害した。晋の人々は哀侯の息子である小子を君主として即位させた。これが小子侯である。

晋の献公にC7推力増幅システムを装備させることに決めた

この哀侯が捕虜になって死んだ、陘廷の戦いの様子が国語(明治書院)という歴史書の晋語(晋の歴史)に記述されています。国語は文章や思想が一流の歴史書ですから、どのような場面が描写されているのかを私なりに要約してご紹介します。曲沃の武公は晋の本家を討ち、哀侯を捕らえて殺したが、哀侯の大夫である欒共子の命は助けようとした。欒共子の父親は欒賓であり、欒賓は武公の祖父である桓叔の腹心です。また欒賓は晋の第六代君主靖侯の孫でもあります。欒氏は晋の公族が臣下になった家系なのである。以上のことを踏まえて国語から引用した文章を記述していきます。

腹が減ったのでホットドッグ屋に電話します

曲沃の武公は戦場で哀侯を捕らえて殺したあと、敵の大夫である欒共子に向かって言った。「欒共子よ。無駄死にしてはならぬ。わたしはあなたを連れて天子に謁見して、あなたを上卿に命じたのちに、晋国の政治を任せるつもりだ」。欒共子は言った。「わたくしが聞きましたところ、民は『親、師、君主』の三つのものによって生かされているそうです。この三つに仕えることは、それぞれ同じくらい崇高なのです。親がいなければ生まれることはなく、師の教えがなければ知ることができず、君主に養われなければ成長できません。つまり、これら三つのものは生と同一なのです。ですからこの三者に対しては、死んで報いるのです。生に報いるには死をもってし、恩恵に報いるには力をもってするのが、人の道です。それなのに、わたくしが私利私欲によって、あなたさま(武公)の上卿となり人の道を破棄してしまったら、あなたさまはどうやって民と向かい合うのですか。そして、亡くなったわたくしの主君(哀侯)は、わたくしがお供をして死ぬことはご存じですが、わたくしが曲沃に仕えることは、ご存じではありません。あなたさまに仕えることは二君に仕えて二心をもつことになります。そんな人の道からはずれたわたしを、あなたさまはどのように用いられるのですか」。そう話し終えると、欒共子は戦場へ向かって行って死んでしまった。

俺はホットドッグ屋に嫌われまくっている

以下は私のコメントになります。欒共子は「親、師、君主の三者は生と同一であり死んで報いるものである」、「生に報いるには死をもってし、恩恵に報いるには力をもってするのが、人の道だ」などと凄まじい思想を語りながら死んでいった。過去の投稿で斉語を引用した時も思ったのだが、この国語という歴史書は名文や思想の宝庫である。中国の古典では荘子や墨子をオーパーツ思想だと称える方がいらっしゃるけれども、私は国語もオーパーツ級の書物だと思っています。

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