この投稿は「GearHead1」のプレイ日記です。目次はこちら。前回の投稿はこちら

4日目04時54分34秒

GearHead1のプレイ日記を始めます。前回はSnake Lake繁華街の指導者に頼まれて犯罪者集団のメック部隊と戦いました。今回の投稿はメックの武装を変更したりして能力値のシステムなどを勉強します。ある程度メックのシステムを学んだらメインのメックを斉の襄公から別の機体に変えたい。

現在のメインのメックは斉の襄公です

現在の俺がメインで搭乗しているメックは斉の襄公だ。斉の襄公は強いメックだから乗り続けても一向に構わないのだけど使用禁止にします。今回からは別の国の君主をテーマにしてブログ記事を書きますからね。他のメックを改造したり整備してアリーナで勝利できる戦闘力にしないといけない。

バスターミナルに行ってメックを運びたい

現在の俺は4体のメックを所持しています。そのうち3体はSnake Lake繁華街に保管している。しかしWolframだけはHogye村に置いたままなのだ。全てのメックを集めて性能を比べたいからバスターミナルに頼んでWolframを手元に戻します。

バスターミナルに2500円を払いました

むかつくことにWolframを運ぶには2500円もの大金が掛かる。メックのパーツを買うために貯金をしたいのだが支払うしかありません。仲間のNPCがいるから無料でHogye村から運ぶ方法もあるんだけどね。PumaなんてチンプルがHogye村から乗って運んだのだから。無料で運ぶ際の画像を撮影したり解説を書くのが面倒くさいからやめます。

繁華街に4体のメックが集まりました

業者にWolframを運んでもらった。Snake Lake繁華街に俺が所持しているメックを集結させました。斉の襄公は公孫無知に暗殺されたので使用しません。ゆえに次に搭乗するメックは「Woflram、Puma、BuruBuru」の3体のうちから選ばないといけない。1体ずつ機体の性能を見ていきながら考えてみようか。

HMC-6 Wolframの性能です

まだ俺はメックの能力値のシステムを理解していない。今回は気合いを入れて解析していきます。たぶん一番上に書かれている「+1MV、+1TR」が機体の性能だろうな。基部重量、つまり腕とか脚とかのモジュールの総重量が35.5tと重すぎるため、MVとTRに-4のペナルティが与えられている。機体の性能が+1MV、+1TRだから、これが-4になって、実際の性能は画像の下に表示されている「MV-3、TR-3」になるわけだ。「SE-1」は頭部に装備しているC3センサーの性能です。C3センサーを外すと「SE-8」に下がります。

LCA-1S Pumaの性能です

次はPumaの性能を見ながらメックのシステムを学びます。なぜかPumaは基部重量が29.5tと軽いんだよな。だから基部重量によるペナルティが-3だけなのです。Wolframの頭部や右腕などは重くて、Pumaの頭部や腕や脚は軽かったりするのかな。重量によるペナルティが-3で機体の性能が「+1MV、+1TR」だから、実際の性能は「MV-2、TR-2」になっている。SEが+2と高いしPumaはWolframと比べるとあらゆるステータが上回っている。PumaはC5飛行ジェットを装備しているため、ピリオドキーを押すとジャンプします。

斉の襄公の性能です

次は斉の襄公の性能を見ていくのだが、計算が合わなくて混乱してきました。機体の性能はこれまで見てきたメックと同じで「+1MV、+1TR」です。基部重量によるペナルティが-4、装備重量のペナルティが0だから実際の性能は「MV-3、TR-3」になるはずだ。しかし画面に表示されているのは「MV-2、TR-2」なのである。もしかしたら俺はメックのシステムを間違って理解しているのかもしれない。あるいは斉の襄公は元軍隊用のメックだから隠しボーナスがあるとかね。

SAN-X9b BuruBuruの性能です

次はBuruBuruの性能を見ていこうか。俺のBuruBuruは不要なアイテムを保管する倉庫にしているため機体がメチャクチャ重い。基部重量のペナルティが-5、装備重量のペナルティが-4で重量によるペナルティが合計-9もある。機体の性能が「+1MV、+1TR」だから実際の性能は「MV-8、TR-8」なのです。こんな有り様でも、ちゃんと整備すれば戦闘で使える機体だとは思う。しかし他のメックよりも基部重量が重いのを見るに不要なモジュールが数多く取り付けられていそうだ。

Wolframをメインのメックにします

以上で俺が所持している全てのメックを調べました。これらの中からメインで使用するメックを選ぶとしたらWolframかなあ。Wolframを選んだ理由はwikiでの評価が高いことと、C5エンジンを装備しているからです。エンジンはその機体特有のもので交換ができない。しかもC5エンジンは俺が所持しているメックの中では最も優秀なのだ。PumaがC4エンジンだからWolframのポテンシャルはPumaよりも高いと言える。

現在のWolframの武装です

それではWolframの機体を改造していこう。Wolframは戦闘力が12万と低すぎるため、まずは戦闘力の向上を目指したい。戦闘力が低い理由は不必要なパーツを装備しており、必要なパーツを身に付けていないからだ。とりあえずは不必要なパーツをピックアップしていきます。

採掘用ヘルメット

採掘用ヘルメットは不必要な防具でしょう。だって頭部を守る意味ってある?頭部に武器を取り付けなければ破壊されたって実質ノーダメージじゃん。現在は頭部にC3センサーを装備しているけど、他のメックのC5センサーと交換して胴体に付けるから問題はない。というわけで採掘用ヘルメットは外しましょう(Battroidの頭部は重要です。私はあとで後悔することになった)。

C3センサーは不要です

C3センサーは俺が所持しているセンサーの中では最も性能が低い。ゆえに取り外して別のメックのC5センサーと入れ替えます。ところで画像に表示されている「135ダメージ」という数字は何を意味しているのかな?俺は耐久力を表しているんじゃないかと思ったんだよね。人間でいうHPみたいなもので、C3センサーは敵から135ダメージを受けると破壊されるという意味なのだ。

採掘レーザーは不要です

採掘レーザーは威力がDC7×10のレーザー砲だから、サブで使用する武器としては優秀な気がします。しかし、採掘レーザーはwikiだと評価が低いのだ。wikiにはこんなものは取り外して別の武器を取り付けろと書かれている。先人の助言には従うことにして採掘レーザーを外します。

ピック・アクスは不要です

ピック・アクスの威力はDC14×10と高いため、このまま装備していても問題はない。だけどピック・アクスは近接攻撃用の武器だから使用できるタイミングが限定されるのです。隣接しての攻撃は近距離の射撃でも充分だしピックアクスは外します。近接攻撃を諦めれば7.0tも機体が軽くなるしね。

装備重量が0.0tになりました

不必要なパーツは以上で終わりかな。Worflamの「ピック・アクス、採掘レーザー、採掘用ヘルメット」を取り外してBuruBuruに渡しました。装備重量が0になったけど、もともと装備重量によるペナルティは無かったので能力値に変化は無い。次は代わりに装備する優秀なパーツを探します。

BuruBuruに預けてあるパーツです

先ほども書いたが俺はドロップアイテムをBuruBuruの中に保管しています。BuruBuruに預けたアイテムの中から有用な物を探してみよう。たしか優秀だけど重すぎて放置していた武器があったはずだ。

大型ガウスキャノンは必要です

大型ガウスキャノンの威力はDC18×10もあるため、俺が所持している武器の中では最強です。近接攻撃武器のピック・アクスよりも強い。大型ガウスキャノンの欠点は弾数が10発しかなくて少ないのと、重量が9.5tもあって重すぎることです。俺のWolframは限界まで軽くしたから重い大型ガウスキャノンも装備可能だ。

C5シールドは必要です(?)

常識的に考えて愛機には武器だけでなく防具も装備させたい。俺が所持している防具のうち一番優秀な物は上のC5シールドだろう。このC5シールドを胴体に取り付ける。そしてセンサーやガウスキャノンなど重要なパーツを胴体に集めて、防具を胴体部位だけで済ます軽量化計画なのだ(この計画は失敗した)。

C5センサーは必要です

現在のWolframは性能の低いC3センサーを装備しています。センサーは命中力に影響する重要なパーツだ。性能の高いC5センサーを斉の襄公から取り外して使ってしまおう。斉の襄公には代わりにC3センサーを渡しておきます。

レーザー砲は必要です

レーザー砲は主力の武器なのでWolframにも装備させるべきだ。なんたって威力が高いし弾数を気にしなくても良い素晴らしい武器だからね。斉の襄公のレーザー砲をWolframに渡しておきます。斉の襄公には代わりにShakaキャノンを装備させておこう。

C5ホバージェットは必要です

Wolframには移動システムがありません。BuruBuruからC5ホバージェットを奪って装備します。本当は斉の襄公が装備しているC5ホイールが欲しかった。ちなみにホバージェットをBuruBuruから取り外したり、Wolframに取り付けたりするとMPを消費します。MPが0だと何度外そうとしても失敗します。さらにメック工学スキルが低いと付け外しの最中にホバージェットが壊れたりする。

必要なパーツを渡しました(装備前)

というわけで必要なパーツとして選んだものをWolframに渡しました。まだ装備はしていなくて所持品として持っただけです。装備重量は18.5tでエンジン性能の範囲内だからペナルティは0だ。今からかき集めたパーツを装備するわけだけど、C5シールドを胴体に付けるのは無理だった。C5シールドは腕の部位専用の防具だったからだ。

Wolframに必要なパーツを装備させました

必要なパーツをWolframに取り付けました。これが現状における強化の限界です。能力値の変化などを分析してみよう。SEの値が悪化していますね。C3センサーのときは-1だったのに、C5センサーを装備している現在は-2と値が下がってしまった。これはセンサーを胴体に取り付けてしまったからです。センサーは頭部に付けると性能にボーナスを得ることができる。プレイ当時はこの仕様を知らなかった。次回の投稿でセンサーの位置を頭部に変えます。他の変化は移動システムのホバージェットを取り付けたのでピリオドキーを押すと滑空できるようになった。滑空すると森林や水中を飛び越えられます。しかも「r」キーを押すと最大速度に切り替わる。新たに用意した武器は全て胴体部位に取り付けたので腕を破壊されても問題はない。つーか、現状は腕が不必要だから、腕を取り外して軽量化した方がよろしい。

名前を晋の献公に変更します

以上でパーツの取り付けは終わりです。次はWolframの名前を変更します。変更後の名前は「晋の献公」にしておきました。魯の荘公にしても良かったんだけどね。春秋期の歴史は晋を中心に動いていくため、早めに晋を学んでおくべきだと判断したのです。晋の献公は息子が超有名人であり(晋の文公)、ついでに言うと夫人も超有名人なのだ(驪姫)。息子や夫人に注目が集まるため、献公は歴史の入門書だと存在が無かったことにされたりします。書物の著者から無視されやすいという点では斉の襄公と似ている。

晋の献公を赤色に変えたい

Wolframの絵はお世辞にも格好良いとは言えない。晋の献公は書くネタが多くて長く使用することになるから見た目を格好良くしましょう。まずは配色を赤色にしようかな。宮城谷昌光さんの小説だと晋の軍隊は赤い色を尊んでいますからね。晋の軍隊を赤くしたのは史記本紀(明治書院)などに「赤は周国を象徴する色」と書かれていることと、「晋は周王室にゆかりのある国」なのが理由だろう。

晋の献公を赤い配色にしました

というわけで晋の献公を赤い配色にしたのだけど、あまり格好良くはない。シャア専用の弱いモビルスーツみたいになってしまった。なんだか初陣で破壊されそだし縁起が悪いから別の配色にしたいなあ。しかし、このゲームの配色の組み合わせは無数にパターンがあるから、満足できる絵になるまで長時間の試行錯誤を強いられます。それならば配色はこのままにして、絵をGearHeadのアップローダからダウンロードした画像に変更してみようかな。

メチャクチャ格好良くなりました

晋の献公の絵をGearHeadのアップローダに保管されている画像に変更したらメチャクチャ格好良くなった。すいません。このロボットの絵を僕のブログで使わせてください。人間は視覚で魅了されたら抗えないのです。格好良いと思ってしまったら使用しないと辛抱できないのだ。今回の投稿はここで終わりにします。

現在の晋の献公です

現在の晋の献公は上の画像。今回の投稿より晋の献公の生涯を解説しながら春秋時代を考察していきます。しかしながら献公を解説する前にどうしても語っておきたいことがあるのだ。それは献公の父親である曲沃の武公の活躍です。古代中国の超大国として有名な晋という国はもともと分家だったんですよ。春秋五覇の「晋の文公」が活躍したとか、「晋が三つの国に分かれて韓、魏、趙になった」などと歴史書に記述されている「晋」は曲沃という地を拠点にしていた分家だったのです。晋の献公の父親である武公の代で本家を滅ぼして、曲沃の武公(称)は、晋の第十八代君主武公になったのだ。

実は戦場のハイエナを習得できます

晋の武公が即位する遙か前のこと。晋の第十一代君主である文侯仇には成師という名の弟がいた。成師が産まれた時に晋の大夫である師服は、成師のせいで国が乱れると予言をしました。兄である太子の名前が「仇」と縁起が悪くて、弟の名前が事を大成する意味の「成師」なのはおかしい。嫡子と庶子の名が相反しているため、大乱の兆しが見えるというのだ。

チンプルはひたすらメック操縦スキルを鍛えます

成師の兄の文侯仇が死んで、仇の息子の昭侯が晋の第十二代君主として即位した。昭侯は叔父の成師に晋の本拠地の翼よりも豊かな曲沃の地を下賜することに決めた。曲沃の地を得たときの成師は年齢が五十八歳の老人だった。しかし成師が曲沃の地を得たこの瞬間に、成師(分家)による昭侯(本家)への挑戦が始まったのである。晋の本家の君主は昭侯から「昭侯、孝侯、鄂侯、哀侯、小子侯、晋侯湣」と6代続きます。それぞれの君主がどのような運命を辿ったのか史記(明治書院)を参考にして解説していこう。

チンプルのPumaも画像を変更しました

晋の昭侯は大臣の潘父に殺された。潘父が成師を晋の君主にしたいと望んだからだ。潘父は志半ばで晋の兵に殺された。晋の昭侯の息子の孝侯は、分家の荘伯に晋の都の翼で殺された。晋の孝侯の息子の鄂侯は天寿を全うした。晋の鄂侯の息子の哀侯は、分家の武公に殺された。実際に手を下したのは武公の叔父である韓万です。晋の哀侯の息子の小子侯は、分家の武公に殺された。晋の哀侯の弟の晋侯湣は、分家の武公に殺された。以上、6名の君主のうち5名を殺して、分家の武公の代で本家を滅ぼし、本家が所有していた宝物をことごとく賄賂として周の釐王に献上した。周の釐王は曲沃の武公を晋の君主として諸侯の列に加えた(史記表だと紀元前679年。斉の襄公が死んでから7年後)。

大型ガウスキャノンを修理しておきました

駆け足で晋の歴史を説明してしまったが、すでに何名か重要な人物が登場している。文侯仇は周の携王を殺害した人物だし(参考文献:周―理想化された古代王朝)、韓万は晋が分裂した後に誕生した韓の王族の祖先である。そして晋の武公は私たちがよく知る晋の基礎を築いた傑物だ。それでは、このブログのテーマとなる晋の献公は何をした人物なのだろうか?彼の生涯は賛否両論でとても一言では評価できない複雑なものだから、これからゆっくり学んでいきます。

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