この投稿は「GearHead1」のプレイ日記です。目次はこちら。前回の投稿はこちら。
2日目00時35分12秒
GearHead1のプレイ日記を始めます。前回は献血をしたりメック修理用具を購入しました。今回の投稿はSnake Lake繁華街を歩いて、どんな施設があるのか調べます。
街を歩きまくります
現在地は街の中心にあるMonkey Wrenchです。上の画像のように動いて街にある全ての施設を調べよう。今回の投稿だけで全部のフロアを歩き回れるのかはわからないけどね。
鍵の掛かった建物があります
さっそく下に向かって歩いたところ、入口に鍵が掛かった建物を見つけました。鍵は「コード破り」スキルを使用すれば開けることができます。しかも鍵開けに成功すると仲間のNPCにも経験値が入るらしい。現在の群馬スグルはコード破りスキルを習得していないため、後日開けることにする。
連邦ホールのドアを開けました
次に訪問したのは「連邦ホール」です。連邦ホールの中には3人のNPCがいるようですね。この施設は何かアイテムを購入できる場所なのだろうか。
本棚を調べます
連邦ホールの中にいたNPCに話しかけたが、意味の無い雑談しかできなかった。連邦ホール特有のクエストも無いし何のために存在する施設なんだろう。部屋の中央に本棚があるので調べてみることにします。
連邦の歴史①
本棚を調べたら画面に「連邦の歴史」が表示されました。GearHeadの世界はいったん文明が滅びて、その後に人類が「地球連邦」という国家間の同盟を作った設定なのです。旧文明が滅びた原因は核戦争のようだね。
連邦の歴史②
連邦の歴史を読んでいて気になるのは「死の大地」という単語が頻出することだろう。死の大地では住民を支える食料を生産することができない。豊かな連邦加盟国が死の大地の一部に介入しようとしても、死の大地の「将軍」が大反対したらしい。死の大地の将軍たちが連邦加盟国の援助を拒んだのは自分たち権限が侵されるのを案じたからです。
連邦の歴史③
地球連邦における最大の組織はMaquise Spinnerコロニーです。また月にはLunar Overlord政府というものがあります。僕ちゃんがいるSnake Lakeは地球だよね?GearHead1って月に行けるの?
Robot Warriorsのドアを開けた
次に調べる建物は「Robot Warriors」です。建物の中には3人のNPCがいます。何か特別なことを話すNPCがいたら画像を撮影しますね。
Craig:有名人
GraigというNPCに話しかけたところ特別な選択肢が表示されました(上の画像)。どうやらRobot Warriorsはロボットに乗ってパイロット同士が決着をつける場所らしい。Hogye村にあったメックアリーナと同じですね。
バトルは毎週火曜・水曜にテレビで放送しています
アリーナで戦ってみたいと話したが無理だった。wikiによるとSnake Lake繁華街のアリーナは、どこかのメックアリーナで10勝してチャンピオンにならないと利用できないのです。地方のチャンピオンたちが戦うロボット甲子園のようなものだ。
Guardians HQのドアを開けた
次は「Guardians HQ」に訪問することにしました。この建物は警察所のような場所です。武器密輸団クエストでお世話になったチンプルが勤めている。俺は前々回の投稿を書き終えたあと、チンプルを仲間にする方法を調べまくった。半泣きになりながら溜まり場の過去ログを全部調べたり、wikiをすみずみまで読んだりした。俺はチンプルに本気なんだぜ。
まだチンプルは仲間になりません
チンプルを仲間に誘ったところ、上の画像のように「今は忙しいから無理」と断られてしまった。wikiを見たら、このセリフで断られたときはNPCがイベントやクエストを抱えていると書かれていました。チンプルに設定されているイベントやクエストの正体を知りたくてGearHead関係のサイトを調べまくったけどわからなかったよ。しかし、派閥に所属するNPCは、怪我などによる代理依頼を引き受けまくると仲間にできると判明した。そんなわけで今後は頻繁にチンプルに話しかけて代理依頼を引き受けよう。
Sepae:Guardian司令官
GuardiansHQにはチンプル以外のキャラクターもいます。Guardian司令官のSepaeに話しかけてみました。この警察所では高校殺人クラブという物騒な組織を捜査しています。司令官から直々に協力してくれないかと頼まれたよ。
殺人クラブメンバーはNamok市にいます
このクエストを解決すればチンプルがイベントフラグから解放されて仲間になるかもしれない。群馬スグルの実力で勝てるのかはわからないけど引き受けてしまった。殺人クラブのメンバーはRooという名でNamok市に潜伏しているらしい。Snake Lakeを堪能したあとはNamok市に行こうかな。
Soju Hausのドアを開けました
次に訪問するのは「Soju Haus」です。wikiを見てもこの施設の詳細は書かれていなかった。建物の中には2人のNPCと映像端末があります。
Jeshoには会ったことがあります
2人のNPCのうちJeshoは武器密輸団クエストで会ったことがありますね。Snake Lakeの闇社会に詳しい爺さんです。もう武器密輸団クエストのフラグが消滅しているので雑談しかできない。
映像端末ではニュースを視聴できます
「Soju Haus」ではNPCと雑談しかできない。ここはSnake Lakeの悪者が集まるBARなのだろう。部屋の中央にある映像端末を調べるとニュースを視聴することができます。
バスターミナルは普通だった
次はバスターミナルを訪問します。バス手配人に話しかけてみたけどHogye村のバスターミナルと全く同じですね。この施設を利用すればバスに乗って他の街に移動したりメックを運んでもらったりできます。
バス亭
Snake Lake繁華街には、あちこちにバス亭があります。Snake Lakeは「繁華街、企業地区、ウォーターフロント、公園」の4つの区画に分かれている。バス亭を使えばそれぞれの区画に移動できるのです。今回の投稿で繁華街を全て調べたら、次回はバス亭を使って企業地区に行くことになります。
Snake Lakeモールのドアを開けました
次はSnake Lakeモールという店を調べようかな。このモールには「Elric、冒険用品屋、防具屋」と3つの店があるようですね。お店の数が多いので買物は次回の投稿でジックリと行いたい。今回の投稿では何もせずにスルーします。
Hunterギルドのドアを開けました
次は「Hunterギルド」という施設を訪問します。Hunterギルドもwikiに詳細が書かれていない施設です。NPCに話しかけて特別な選択肢が出現するのか調べよう。
Zeegunel:賞金稼ぎ
「Hunterギルド」の中にいるNPCはどちらも賞金稼ぎだった。どうやらSnake Lakeの街にバイオモンスターが出現して困っているらしい。手助けしてくれる人間を探しているそうだから手伝ってあげよう。
無視されました
バイオモンスターの討伐に立候補したのに手伝うことはできなかった。賞金稼ぎに無視されたようです。たぶん群馬スグルの有名度が低いので相手にしてもらえないのだろう。このゲームは有名度を上げないと、いつまで経ってもストーリーが進まないのだ。
ホットドッグ売場
もうすぐ繁華街の全てのフロアを調べ終わりそうだ。Snake Lake繁華街にはホットドッグ売場という設備があります(上の画像)。ここでは食料であるホットドッグを購入することができます。繁華街で食料を購入できる場所はここだけだ。携帯電話で「Cook」にかけるとホットドッグ売場の店員に繋がります。
奇妙なNPCがいました
施設の紹介ばかりしているけど、ちゃんと道端を徘徊しているNPCにも話しかけています。今回のプレイで多くのNPCと親交を深めることができました。ほぼ全員が雑談だけで終わる平凡なNPCだったが、上の画像のOvalorだけは特別な会話が発生しました。
Ovalor:傭兵
Ovalorに話しかけたときの俺は上の画像。どうやらOvalorは俺のことをよく知っているらしい。俺に報告することがあるんだってさ。Ovalorの話によると俺に重大な危険が迫っているそうです。
明日、Hogye村で会おう
俺にどんな危険が迫っているのか質問してみましょう。なんと俺を殺そうとしている奴がいるそうです。僕ちゃんは人から恨みを買うようなことはしていないのに酷いよ!
Ovalorが消えました
Ovalorは「明日Hogye村で会おう」という言葉を残して消えてしまった。これは何かのクエストが始まった合図なんですかね。上等だよ。俺様をころそうとする馬鹿を返り討ちにしてやる。
最後の施設です
次に訪問するSnake Lake医院が最後の施設だ。ここを調べたらSnake Lake繁華街の全てのフロアを歩いたことになる。建物の中には2人のNPCが徘徊しているようだ。
Eeun:医師
2人のうち片方のNPCはEeunという名の医師でした。ここではHogye村にいた医師と同じくHPを回復したり怪我を治療できます。医師と雑談をして仲良くなれば特別なクエストを引き受けられるかもしれない。
Desjarod Emo:看護士
もう片方のNPCは看護士です。Hogye村の病院にも医師と看護士がいましたね。看護士の話によると俺に依頼したいクエストがあるらしい。まだ習得しているスキルが貧弱なので無事に達成できるかわからない。いったん何も言わずに離れて、依頼はあとで引き受けます。
今回の投稿はここで終わりにします
以上でSnake Lake繁華街にある全ての施設を訪問しました。今回の投稿はここで終わりにします。理由はわからないけどプレイ日記を開始したときより経験値が33も増えている。歩いてNPCと会話をしただけなのに経験値が増えたのか?これなら街をうろついてNPCと雑談するだけでも得した気分になれるな。
現在の斉の襄公です
現在の斉の襄公は上の画像。これまで過去の投稿にて斉の襄公の兄弟の「糺、小白」と妹の「文姜」を紹介してきました。当然だけどまだ紹介していない近親者がいます。たとえば父親は「斉の釐公」といいます。そして従兄弟に「公孫無知」といった人物がいる。さらに関係を断定できない人物もいて、例を挙げると「宣姜」という女性がいる。宣姜は斉の襄公の女きょうだいか叔母だとは思うのだが歴史書だけだと、どちらか断言できないのだ。宣姜は史記(明治書院、ちくま学芸文庫)の現代語訳だと「斉の公女」と書かれている。しかし、どの君主の公女(娘)なのかは明らかにされていないのです。もしも斉の釐公の公女なら襄公の女きょうだいになる。ちなみに春秋左氏伝(明治書院)だと宣姜の身分が書かれていないため、公女なのかどうかも明らかにされていません。
メック溶接用具はメックに預けてあります
そんな宣姜だからWikipediaなどを読んでも、身分や血縁関係がハッキリと書かれていない。「おそらくは斉の釐公の娘だろう」といった書き方をされている。非常に謎めいた人物だし、文姜と姉妹の可能性があるから、自分なりに宣姜の正体を調べてみました。宣姜は「衛の宣公」の夫人です。だから史記衛康叔世家(明治書院)と史記表(明治書院)を読んで衛の歴史を勉強したんです。しかし宣姜は紀元前八世紀から紀元前七世紀を生きた女性であり、あまりにも大昔の人物すぎる。宣姜の時代の衛の歴史はあやふやだったり、資料によって記述が違ったりしました。なんたって紀元前八世紀といったらプラトンよりも過去の時代だからね。まあしかし、アマチュアなりに調べて見た結果、斉の釐公の在位が三十三年なのと、衛の恵公が斉に亡命したのが在位三年か四年なのをヒントにして、宣姜の息子である衛の恵公が斉に亡命した時の年齢が三十代半ばより若ければ「宣姜は斉の襄公の女きょうだい」だという結論に達した。この時期の斉と衛の記録は「左伝、史記世家、史記表」で微妙に異なるため、調べていて頭がおかしくなりそうだった。
BuruBuruを修理して経験値を稼ぎます
春秋左氏伝(明治書院)の閔公二年に、宣姜の息子である衛の恵公は即位した時に幼少だったと書かれている。ゆえに史記と左伝の記録を読むかぎりでは、断言はできないけど「宣姜は斉の釐公の公女であり、斉の襄公と桓公の女きょうだいであり、文姜とは姉妹」の可能性が高いと推測することができる。さて、そんな宣姜ですが、彼女は前回の投稿で引用した列女伝(平凡社)に登場します。宣姜が記されている巻は妲己、褒姒、驪姫、文姜と同じ「孼嬖伝」になる(笑)。つまり宣姜は歴史書において傾国の美女として記録されている女性なのです。列女伝などに書かれている宣姜の逸話を読むと、たしかに家族が殺しあいをする凄惨なものとなっており、驪姫と似ている。
44の経験値を稼ぎました
宣姜の生涯を春秋左氏伝と史記と列女伝で読み比べると、各歴史書で不自然に異なる箇所があります。ある歴史書では書かれていることが、別の歴史書では書かれていなかったりする。とりわけ列女伝では大きく改変や逸話の削除が行われており、宣姜は書き手の思想を反映しやすい女性なのかもと考えさせられます。そんなわけで列女伝を書いた劉向の思想を解き明かそうと思ったのだが、疲れたのでやめました(泣)。漢書(ちくま学芸文庫)の成帝紀第十とか、楚元王伝第六を読んだりしたけど、おいら疲れちゃったよ。いままで春秋時代の人物を調べていたのに、いきなり前漢に飛ぶのは辛いでござるよ(泣)。漢書の楚元王伝第六に「(劉向は)寵妾が国を乱し亡ぼした事例を採取し、編次して『列女伝』をつくり、都合八編とし、これをもって天子を戒めた」と書かれています。列女伝は前漢が滅びるかどうかの瀬戸際で書かれたため、どうしても劉向が筆を曲げて、思想を反映しないといけない事情があったのです。
現在の能力値です
列女伝における宣姜の記録「衛宣公姜」には詩経の「邶風、日月」が添えられています。日月は荘姜という宣姜からすれば叔母か姉妹にあたる女性がテーマの詩です。荘姜は衛の荘公の夫人であり美人として有名でした。ところがある事情から荘姜は荘公の寵愛を失ってしまうのだ。日月の内容は、荘姜の心境を表現したのか、明治書院の詩経を要約して書くと「星々の秩序からすると、あの方は正しくないのではないか。この地上の秩序からすると、あの方は正しくないのではないか。御言葉の不誠実さからすると、あの方は正しくないのではないか。無法にも私を見捨ててしまった、あの方は正しくないのではないか」といった荘公に捨てられた棄婦の嘆きの詩になっています。しかし、この荘姜をテーマにした詩は宣姜には合わないと思う。宣姜は衛の公族に捨てられるどころか七人も子供を産んだ逸話があるからだ。しかし、宣姜の出産は実家の斉国に強要されたものなので、不幸な女性には違いないのだが。詩経には宣公と宣姜自身をテーマにしたと伝えられる「邶風、新台(新臺)」や「邶風、二子乗舟」などがあるのに、なぜ劉向は荘姜の詩を宣姜に捧げたのだろう。前漢の成帝を諫めるためだとは思うが、私は勉強の足りない人間なので断言はしないでおきます。